アーユルヴェーダ時計 *24時間*
Aloha!
アーユルヴェーダ時計って聞いたことがありますか?
以前3つのドーシャに関してお話ししましたが、アーユルヴェーダには1日、1年、そして人生を通しての時計があるのです。
まずは1日を通しての時計です。
1日は24時間、世界中の誰にでも公平に与えられている時間です。
24時間のうち、カパ時間、ピッタ時間、そしてヴァータ時間が存在します。
カパ時間は午前6時から午前10時、ピッタ時間は午前10時から午後2時、そしてヴァータ時間は午後2時から午後6時まで。
そして同じように繰り返されます。午後6時から午後10時までがカパ時間、午後10時から午前2時までがピッタ時間、そして午前2時から午前6時までがヴァータ時間です。
私たちの生活に当てはめて考えてみましょう。
朝寝過ぎてしまうと、体がだるく、何もする気が起こらなくなったり、停滞したエネルギーを感じませんか? そのままだらだらと1日を過ごしてしまうことがあると思います。
これは、カパ時間の影響です。
仕事や学校に行き、仕事や学業に集中し、効率を上げることができるのはピッタの時間です。
そして、太陽が一番高い位置にあるお昼時にランチを食べます。(一番消化機能が優れている時です。)
そして、ヴァータの時間になると創造的になり色々なアイディアが浮かんだり、上の空になったり気持ちがうわつき始め、バタバタしはじめるのもこの時間帯です。
そして、午後6時から再びサイクルが始まります。
カパの時間に晩御飯を食べ、体がリラックスして眠気を誘います。お風呂に入ったり、本を読んだり、動き回らずに体を休める時間です。カパの時間にベッドに入るのが一番良いのですが、そのままピッタの時間に突入してしまうと、逆にだんだんと目が冴えてしまったり、勉強が急に捗り始めたりします。そして、睡眠中に一番夢が活動するのもピッタの時間なのです。
ヴァータの時間に急に目が覚めたり、その後寝付けなくなったりします。
午前のヴァータ時間は、創造の時間ではなく受容の時間になりますので、瞑想したり、精神的な練習をするのに最適とされています。
次回は、季節のアーユルヴェーダ時計です。
お楽しみに!
Aloha Ayurveda
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